【母子巴里旅2日目その2】 マレで、まるおたがが外れる
2012年 06月 03日この日のメニュー
●朝のセーヌ川散策
●ガイドさんとマレ散歩
●バトビュスでセーヌ川遊覧
セーヌ川から、ノートルダム大聖堂のあるパリ発祥の地・シテ島を巡る
ある意味歴史的朝散歩から戻ったわれわれ。
トイレを済ませて、ガイドさんと居間(ホテルロビー)で待ち合わせ。
ガイドさんはパリ在住の日本人女性(フランス人とご結婚)で同年代。
パリ暮らしなんて憧れるわと思いつつ、
クレオパトラみたいなヘアメイクの人だったらどうしよ…とか、
モデルみたいな人だったら、われわれはいっしょにいるにはちびすぎるのでは?とか
いろいろと勝手に懸念する(非常に貧弱な妄想と偏見)。
現れたのは、礼儀正しくかわいらしい日本人女性(ホッ)。
あいさつ早々、始まりました…。
まるおのハイテンション\(゜ロ\)(/ロ゜)/
まるおはやさしげなよその人大好き。
人懐こいのだが、時としてそれは違う形で現れる。
名付けて(誰が?)、ママ陥れ大作戦。
ママとふたりきりではできないことを、他人がいると、ここぞとやってしまうのだ。
使ってはいけない言葉を使ったり、わがままを言ったり(はああああ)。
それは、普段、半人半鬼な母へ甘えられない欲求不満?の現れなのかもしれないと、
時に私は反省モードになる(また?)。一瞬、瞑想状態。
さて、まるおだが、ガイドさんへの無遠慮な質問に始まり、仮面ライダーのものまね披露を一通り。
汗かいたまるおとともに、私も冷や汗かいたところで、簡単な打ち合わせ。
当初の予定通り、おされなマレ地区とバスチーユ地区(オスカル様)で
買い物と、ヴォージュ広場でまったりという4時間コース(80€)を希望。
ところが今日は祝日。
日曜日なんてスーパーもデパートもレストランも閉まってしまうフランスでは、祝日も近い状況なんだとか。
で、ガイドさんお手持ちの『地●の歩き方』で少しお店情報をチェックし、ちらほら空いてそうなお店が
あったので、とりあえず行きましょうということに。
ガイドさんいわく、どうやら、皆様タクシーを利用されるようなのだが、われわれはもっぱらバスでの移動を目標にしており、、、
練習もかねて、バスでサンポール(お便所ではない)というマレの地域に向かうことにする。
乗って気づいたが、私たち切符持ってない。
ガイドさんが黒人の運転手のムッスィユーに聞いてくれるが、
なんだか運転に忙しそうな彼は、「今回はいらないよー」と言ってくらる(byガイドさん)。
ラッキー♪
乗るときは前のドアから、そして切符を刻印機でジジジと刻印し、降りるときは後ろのドアから。と
教えてもらって無事到着。
サンポールに到着してすぐ、バス停の前にあったキッチン雑貨のお店をガイドさんが案内してくれる。
まるおがここで、「俺、マジックでこのスプーン曲げられる。だからこれ買って!」と、
2€の何のへんてつもないスプーンから離れない。「なぜに、これ?」ガイドさんと同様の
謎を声にしつつ、瀬戸物とまるおという、禁断の出会いを前に、危機感を抱いた私とガイドさんは
残念ながら、あっという間にお店を出ることにした。
お買いものはさっさと切り上げなければならないのだが、
BONTONやメルシーは、横目で見てもかわいらしいし、ディスプレイはいちいちおされだし、
住みたくなっちゃうし。なんといってもアイテムの微妙な色合いはパリならでは。
後ろ髪引かれつつ、お店を出る。何も買えなかった。。。
中でもBONTONの子供用付け髭セット(ちょび髭、伯爵髭など数種類)は
買えばよかったとちょいと後悔(ただ、これはいつどんな時につけるのかは不明)。
一見、ドンキホーテで売っていそうな感じがするアイテムだけれど、
なぜかオシャレである。面白ろおしゃれ系? あたらしい。
そんなこんなで、とりあえず街をウロウロするが、まる氏は早々と飽きてしまい、
「疲れた。あと何分?」を連発。しまいには
「ノモ(喉)乾いた。オランジーナ!」「おしっこ…」てなことになって、街角のカフェへ。
トイレと飲み物はやはりカフェ。おやじもいい感じだし、
有名じゃない地元カフェに入りたいと思ってたので、これはこれでよかった。
ガイドさんの仏人ご主人との出会いなどもうかがったりして、これもまたよかった。
めでたしめでたし。
とはいかず…(汗)ガイドさんのおすすめの今話題のショコラティエへ行くのだが…。
併設のこじゃれたサロンで、まるおの仮面ライダーショーが始まってしまった。
おとなしくなったかと思ったら、今度は私のカメラで自分撮り。
再生してビックリ!ホラー写真だった。。。
もうガイドさんに申し訳なくて、もうどこにも行かなくてもいい気になってくる。
ヴォージュ広場でガイドさんの人生を聞く方が楽しいかも、なんて思うが
ガイドさんも気をつかっていろいろと提案してくれる。
ちょっぴり雨が降ったが、晴れたところでファラフェルというB級グルメを買って
ヴォージュ広場で食べことに。
▲ファラフェルを買うには長蛇の列。ユダヤの雰囲気たっぷりのロジェ通り
▲ひよこ豆のだんごや揚げ茄子などが入ったファラフェル。1個5€
3個買って、ジュースと合わせて20€。満腹。まるおは食べず、私は夜もこれ。
こじゃれたパリ市民を眺めながら、鳩を脅かすまるおを時に怒鳴りつけ、
ガイドさんとドでかいファラフェルを食べながらおしゃべりタイム。(想像通り、ファラフェルうまーい)
パリの嫁姑問題(意外にドロドロしてないことが多い?)とか聞きながら、
まったりした時間を過ごしました。
▲なぜかここの砂は不思議な触感。まるおは砂をパパに持って帰るとビニール袋につめました。
でもこの砂の行方がわかりません…
ここヴォージュ広場は1610年代に作られた最古の広場で、
浅田次郎の小説『王妃の館』では、太陽王ルイ14世の愛人とその息子が住むという設定で、主要な舞台として登場する。広場を囲むように、モデルとなったホテル「王妃の館」や、ヴィクトル・ユゴーの家、
話題のサロンドテなどもある。周囲には、かつての貴族たちの館だった建物が博物館になって解放されているし、いつかもう一度、マレをぶらぶらしてみたい。
▲古い城壁も見つかった。広場を見つけると、反射的にショーを始めたくなるまるお
そして我々、カルネ(地下鉄とバス共通切符)を買いに地下鉄に行きながら、
ガイドさんとお別れ(まるおものすごく、寂しがる)。
自動券売機で意外にすんなり購入し、はじめてのバス二人乗り。
「さっきの態度はなんだーーー!」とまるおを叱りつけながら、無事ホテルに到着。
by x7nanax
| 2012-06-03 22:56
| 12.5月子連れパリの旅
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