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ずーっと気になっていた、レオナール藤田(藤田嗣治)展。

彼はエコール・ド・パリ(パリ派)として、パリで活躍した洋画家。

モディリアーニやマルク・シャガールなども
エコール・ド・パリとして、活躍した有名人。
なんとなく、このあたりの時代の感じが
私の中では古き良き「パリ」のイメージ。

戦前の日本人で、パリで最も人気・成功を収めた画家として
名を知られる藤田嗣治の絵から、
これぞ「パリ」を感じたい~♪ということで、行ってまいりました。

彼は「乳白色の肌」と絶賛された裸婦や猫の絵で有名。
色合いや細い線で表現された絵のタッチもそうですが、
突き放したような表情がなんかパリ~な感じ。

でもとっつき安い、人生の後半の絵のほうが好きです。

特に彼が描いた子供たちの絵。
ほかの作品よりさらに表情がシュール。
かわいいと気持ち悪いのはざまくらいの感じが、私にはストライクです。

アーティストは作品に、ほかにはない個性を出そうと努力すると思うのですが、
小説なども含め、表現されているものを見ることの面白さは
その人が世の中や物、人をどう捉えているかを、ちょっとばかし
感じられるというところ。


さて、彼は子供がなかったというので、モデルなしで全くの想像で描いた
子供たちの絵は、彼にとっての実の「子供」。

彼が手作りした紙箱のレプリカを購入。ここにも子供の絵が描かれています。
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夫は一言「キモチワリー」。

坊は「ママ、かわいいねえ~♪」
でも、結局箱の中身を期待しての反応だったようですが…。

この箱は、晩年藤田がフランスの田舎にて過ごした時期のもののようです。
彼は、家の家具や道具、食器などを自分の絵で彩り、手作りし、
暮らしをとても大切にしていたように伺えます。

自宅の様子や彼が手作りしていた生活のアイテムたちも展示されていましたが
これがとってもかわいらしい。
猫の聖母像や、彼の自宅をモチーフにしたステンシル…etc.
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   私、美術館などのミュージアムショップが大好きで、、、
  メモ帳とか一筆がきとか、はがきとか、これを買いにきたのが目的?と
  思えるほど、かなり力を入れて探してしまいます…


芸術家にありがちな悲劇などのドラマ性とかももしかしたらあったのかもしれないし、
それはそれで面白い(不謹慎?)かもしれませんが、逆に
この晩年の生活ップリがなんだかとても心に染みいりました。

時を同じくして、公園で遊んでいる彼ら父子も
なんと美術館にて、絵画を楽しんでいた模様。
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もちろん、坊は即効飽きたそうです…
by x7nanax | 2009-06-07 23:55 | 映画、アート、テレビ | Trackback | Comments(4)