5/5 その4

前回までのお話

まるお(2歳)が、というよりも
伯爵(20代後半)が欲した
シエスタタイムのために
ホテルにて休憩。

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お部屋では、
「キテレツ」クンに再会しました。

うれしいなあ!

シエスタ(昼寝)ですが
私は旅の間中、興奮状態ですのでほぼ一睡もせず
まるおも、あまり寝ない子なので
伯爵だけが、ぐっすりとお休みになられたところで

フラメンコを観に、タブラオへ向かいます。

ホテルで予約できたのは
Los Gallos Tablao Flamenco
ロスガリョス。
どうやら、セビーリャの老舗らしいですよ。

地図を片手に、うねうね道をあるき
ぱっと開けた広場に面しています。
 
サンタクルス街は
細い路地と広場のコントラストがとても素敵です。
心細いような、冒険心をくすぐるような小道を歩くと
開放感と寛いだ雰囲気の広場に出くわす。
広場にはオアシスのように緑や噴水があって、
カフェやバルのオープンテラスで人々がゆったりしています。
この世の極楽だわ~



紳士淑女が続々と集まるタブラオに、
我々、でこぼこ家族も参戦。

愛想のないおじさんスタッフに迎えられ、
二階席を案内されます。
とってもこじんまりした空間。
(つまり、それがタブラオなんですよね)

まずはここで料金を支払い、
ドリンクをオーダー。
我々はセルベッサ
まるおはちょっとはまり出した、スパーリングウォーターに。


まるおが奇声を発して迷惑おかけしないか
非常にびくびくしていたので
二階でちょうど良かったです。

かわいいかわいい
黒人ボーイもおりましたのでね。
ちょっと安心。
(でもあちらの方がお利口だった……)
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二階、面白かったです。
出番前のダンサーさんたちが
私たちの背後で
控えてるのですが、

血気盛んな
若い男性ダンサーさんが
音楽なり出したら
「オレもう、まてねーよ!」みたいな感じで
客席の真後ろの手すりに縋り付き、
足だけステップを始めました。

だんだん、興奮してきた彼は
ターンやら、手拍子やら
ついに動きを抑えることができず、
そこがまるでステージのように
踊り始めました。

見ていいのか悪いのか、
我々客陣は、横目でチラチラ。

伯爵「あいつ、アピールしすぎじゃない?」

ということで、最初はちょっとうざい彼に
若干、引きつつ
次第に我々は彼を直視。
その素晴らしい足さばきに、こっそり拍手を送りました。
ラテン男、激しー。

そして本物のステージへ。

最初はギターと歌い手さんオンリー。
そして若手からベテランへと
踊り子さんが次から次へと登場。

そんな中
まるお飽きたらどーしよー!!と
不安に思っていたら、
なんと逆パターン。

ま、まるお
フラメンコのリズムと歌声
ダンスにとりこになったようです。
しまいには、マネして足を超小刻みにふみふみ。
さっきの彼のように
踊り出してしまいました(すごく変な踊り……)

隣のイギリス人マダムも爆笑。
「彼は、ダンスが好きなのねー
将来はフラメンコダンサーね!」と
陽気に話しかけられましたが、

とっさに応えられず(ズブンの語学力が悲しい)
うへうへと笑っていた私。

次第にまるお
奇声まで発するようになって
焦って、外へ避難。

興奮状態で手を付けられないまるお。
タブラオ前の広場で、まるおを抱っこして待とうとするのですが、
「あっちー、あっちー」と泣いて
戻りたいとアピール。
しまいには頭突きをくらわされて、
あまりの痛さに
思わずおしりぺんぺん(ぎゃ、虐待!。
そして、まるお大号泣。

そんなこんなでパパと交代交代で
外と中に出たり入ったり。

ああ、この時のことは
今でもよく思い出すのですが、
まるお、かわいそうだったな……。
まるお、とってもとってもフラメンコが気に入っただけだったんだよなあ。
少しでも見せてあげればよかった。
ぺんぺんしてごめん。とずっと後悔しております。


その合間に見た、フラメンコは
理屈抜きに引き込まれました。
そして、ベテランの踊りほど、カッコイイ!
たとえお腹がでていても、しわくちゃでも
きゃしゃな若いきれいな踊り子さんよりも
そっちの方がカッコイイ!!
そういうところがまた、フラメンコの魅力ですっ

ちょっと大変だったけど、
最後の群舞はしっかり見れたので
終わりよければ全てよし
ということで、

お腹すいたので
夕食しに参りますよー。
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楽しそうな界隈に出くわしたので、
速攻、ここに決めました!
もう10時過ぎだというのに、
子どももいっぱい。
にぎわってます。
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お店はここです。
Carmela
ちなみに↓
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テーブルに着くと、お姉さんがメニューを持ってきてくれます。
英語だったので、なんとかオーダーもできましたが、
結果こんなことに↓
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イベリコ豚の
文字に惹かれすぎて
なんだかみんな同じようなメニューになってしまいました……
(ほかに頼んだものはすぐにお腹の中に…)

でも、生ハムもソテーも素晴らしくおいしかったし
値段もだいたい3ユーロ台だったと記憶。

寝てしまって何も食べられないまるおがかわいそうだったけど
おいしいご飯を食べられて、幸せでした~

↓この商店で
パンなどを買って、
万一まるおが目覚めた時のための
食糧も確保し、すぐ近くのホテルへ。
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セビーリャでは2泊するので、
今日はパッキングの必要もないし、
ゆったりできていいなあ。

ということでおやすみなさーい☆


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by x7nanax | 2013-09-30 22:35 | 08.4~5月子連れスペインの旅 | Trackback | Comments(0)

【旅7日目】5/13(日)
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おはよー!

なんて元気に起きてみたけれど、今日は旅の最終日。

夜には飛行機に乗っている。

母は寂しいよ。

でも、最後までたっぷり遊ぶぞー!

と朝起きた我々はまずは帰国の荷造りを念入りに済ませ、

ホテルに荷物を預けて、チェックアウト。

名残おしいーッ!

「荷物を預かってほしいんですけど」って英語で言うと

まるおは「ママ、英語しゃべってる~ すごーい」と本気で感激。

ああ、なんだか情けないな…

こんなしょぼい英語で褒められてるよ。

まるお、まさかママが英語しゃべるとは!という反応だ(笑)




さて!

今日の午前中は、楽しみにしていたあるものを観に、

再びあそこに向かうのです。

歩きなれたホテルの近くの路地を進んでいく。
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そしてついたのはココ。
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そう、
リュクサンブール公園です。
(数日前、ランチを食べたのはこのカフェ。
おとぎ話に出てくる森のレストランみたいだ)




あいかわらず、寛ぎの達人たちが、

太陽の下で、日光浴をしている。

背景にあるのはリュクサンブール宮殿です。

ここは現在はフランス元老院の議事堂であり、

その昔、リュクサンブール公フランソワという人の城を

王妃マリー・ド・メディチスが居城として改築したものらしいです。

私の好きなカトリーヌ・ド・メディチスと同じく

イタリアのメディチ家出身の王妃です。

だいぶ権力欲が強かったのか

彼女は息子のルイ13世とその宰相、かの有名なリシュリューに追われ、

亡命させられて、そこで没してしまうんですよね。

歴史の舞台の一つとなったこの宮殿も

普通に公園の中の風景の一つになっている。

贅沢で興奮します。

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エッフェル塔もチラ観え。

ん?


なんだか視線を感じる……


と思ったら、


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かわいい!


ブルちゃんがこっちをガン見してました。


きっと、これのせいかな↓(笑)
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今日もまるおと私の朝ごはんは
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パン・オ・ショコラだ

サクサク濃厚


ゆっくり寛ぎながら、食べたいけれど

さあ、急がねば!

じゃーん、目指したのはココ。
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Théâtre de Marionnettes du Luxembourg
人形劇の劇場。

フランス人ならば誰もが知っているらしい、

ギニョールという人形が主役の人形劇が上演されている。

数日前に遊びに来た時に、上映日程と時間をチェックして


今日の開演をとっても楽しみにしていたのだ。
(まるおのお友達がパリに来た時に、人形劇を観たと聞いて

パリで人形劇ってなんだかかわいいなあと

いつか絶対まるおが小さいうちに観に行こうと思っていたのです)


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場内は撮影禁止のようだったけど、

開演前にちょいと撮ってしまった一枚。
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子どもの空間なのに、フランスっぽいテアトルの雰囲気。

前方の子供の席があったけれど

まるおは後ろの席で母と一緒に観劇。


カンカンカンと開演を告げる鐘がなり、

いよいよ上演。


おとぎ話&ギニョール系と

オリジナル話&ギニョール(もれなくギニョールが入ります)系と

劇のタイプがあるようだが

私たちが見たのは、後者のオリジナルタイプで

パン屋が舞台のドタバタ喜劇的な内容。

いけない、完全に内容を忘れている。

私もまるおも仏語がわからなかったので

ちょっと心配だったけど、

まるおは「ギニョール、気持ち悪い」(ごめんなさい!!)と言いつつ、

(母も内心、ちょっと同意しつつ(本当にごめんなさい!!!))

声を上げて笑う場面もあって、けっこう楽しんでいた。

母は、子供たちが、ギニョールに話しかけられて

ウイーッ!
って答えるところがかわいくてかわいくて

にまにましておりました(きもかった、自分…)


ギニョールではないけど、こんなテイストの人形が出てきます。

この感じ、ヨーロッパぽくて

かわいくはないけど、けっこう好きです。

というか、こんな森の中で人形劇をやっているという

事実そのものがかわいすぎます。

内容はちゃんとわからなくても、

この雰囲気と子供たちを観ることで十分満足しました!

ちなみに私たちが訪れた時は

日曜 11:00 15:00
水曜 15:30
土曜 11:00 15:30
の上演のようでした。
テアトルにスケジュールが貼りだされてます。
料金はふたりで10ユーロ弱くらいだったと記憶




もちろん、この後は隣接の子供の遊び場(有料・親子2名合計3.7ユーロとメモしてました)へ直行。



今日は日曜だから、

この前と違って、パパママがいっぱい。

おしゃれな人が多く、ママは雑誌や本を読んで

かっこよく寛いでおります。

ママ友みたいな集団は見ませんでした。

それにしても、この広場はけっこう幅広い年齢層が楽しめるように

さまざまな遊具が充実。

まるおもいつのまにか、美少女とシーソータイム(笑)
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よかったな、まるお!



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by x7nanax | 2013-09-13 23:37 | 12.5月子連れパリの旅 | Trackback | Comments(0)

【旅5日目】
この日のメニュー
●お笑いいっぱい中世美術館
●キレイなパレロワイヤル
●時がとまったパッサージュ
●絢爛!オペラ座
●巴里なモンマルトル


この界隈に来ると日本人のおばさんがいっぱい。
続いて、オペラ座へ。
今回は、中に入ってみようと思う。これも母お初。
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リアル・ファントムオブジオペラだよ!!!
ものすごく、劇的空間。豪華絢爛。華麗。
(画数多い表現がピッタリ!)
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まるおもちょっぴり劇的ポージング
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あまりのドラマチックぶりに、
様式はなんだろうとガイドを見たら
ナポレオン3世時代に
ガルニエさんという若き建築家が、
さまざまな建築様式を取り入れ
それを皇帝へのごますり?で「ナポレオン3世様式です」と表現したと書かれてました。
贅を尽くした金持ちのための社交場を、拝める現代ってありがたいですね。
いつか、ここで上演作品も観てみたいです。
 (こんな空間でかつてのブルジョワジーたちが
  繰り広げた、人間絵巻のほうが面白そうだけど)
残念ながらこの日は劇場へは入れず
シャガールの絵も見られなかった。
(シャガールとあの空間はアンマッチだと思うが)

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テラスに出て、天上から下界の喧騒を一瞥する。
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出口へ向かうとき、出くわした何やら恐ろしげな幻想的な一角。
この扉から怪人がっ!
ッて、まるおを脅かしてみた。
by x7nanax | 2012-09-30 13:26 | 12.5月子連れパリの旅 | Trackback | Comments(0)