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【旅3日目】
emoticon-0155-flower.gifこの日のメニューemoticon-0155-flower.gif
●ノートルダム大聖堂
●セントシャペル
●植物園
●モスケでお茶
●サンジュルピス教会
●ボンマルシェのグランドエピスリーでお買いもの
●夜のセーヌクルーズ


中世の世界にどっぷり(?)浸り、
そろそろお腹の虫も泣く頃合い。
先ほど、署名詐欺に合いそうになった時に決めていた、
シテ島のドーフィーヌ広場のカフェへ向かうことにする。
これは、巴里本で見つけたお店。「Le Caveau du Palais(ル・カヴォー ドゥ・パレ) 」
観光客の多いシテ島において、あまりツーリスティックではないところで
食べ物もおいしいと書いてあった。

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あえて、セーヌ川のほとりを経由して向かう。
(われらがお散歩コース♪)

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細い路地を進むと、パっと視界が開け、静かな広場に出くわした。
名前はわからないが赤い花のなる木と白い土。
開放的な空。古びた建物。シテ島のオアシスという表現に妙に納得。

まるおは、広場が見えた途端、ダーッシュ!
とりあえず、私はベンチにどっこらせ。
(パリはあちこちにベンチがあって、いつも誰かがくつろいでいる。おじいちゃん率80%。)
なんだかこの界隈は、ちょっと品がよい。
車もほとんど入ってこないし、静かだし、しばしまるお放置。(奇声あげた時と寝ころんだ時だけ出動)
その前、目指すカフェに入るか入るまいか、ちょっとビビりながら様子をうかがう。
素敵なマダムがテラスでカフェタイム。あ、ベイビー連れもいる。
よし、行けそう。
「おーい、まるおごはん食べるぞお」

「ぼんじゅ~、さば?」とテラスの席を指さす。
ちょっとクールなマダムがうなずいてくれた。
クール(こわもて)だけど、なんか友好的な空気をまとっている(気がする)。
安心して席に着き、持ってきてくれたメニューを解読する。
あ、あった! 「ローストビーフのタルティーヌ」!※タルティーヌ=オープンサンドみたいなの
巴里のカフェに行ったら、ローストビーフを食べる!と決めていたので、
「ローストビーフ」をフランス語でなんというか調べていたのだ。
 (だいたい覚えていった仏語のほとんどは子ども関連の質問文と食べ物の名前……。)

「さ しるぶぷれ」と指さすと、
「隣のマダムのこれと一緒だけど大丈夫?」とマダムが確認してくれる。
(大丈夫!この仏語だけは自信あるのさ)
すると隣のマダム、こちらを見てニコリ。私も一緒にニヤリ。「ウィー、しるぶぷれー」。
お!定番のクロックムッシュも!これはまるお用。
そしてびえーる(ビール)とコカも頼んだ。

お客の顔ぶれはこの付近のオフィスで働く人が多いのだろうか。
隣のマダムもテーブルに書類を広げている。
次から次へと、このマダムに声をかけるビジネスマンが通り過ぎ、
私は脳内アフレコでこのマダムをめぐるドーフィーヌ広場ご近所カフェ物語を楽しむ。
しかし、なぜパリのマダムはたばこ吸い過ぎか
酒やけしたみたいなガラガラ声が多いのだろう。カッコイイ…。
(亡き祖母を思い出すよ)

有名店ポワラーヌのパンを使ったタルティーヌはとっても美味。(肉の味が濃い気がする)
クロックムッシュのチーズも濃厚で微妙に癖のあるところがよい。
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まるおはご覧のとおりのがっつきっぷり。お里が知れる?
でもすんごく量が多いので、残念ながらふたりとも残してしまった。
マダムに「でぞれー。セテトレボン」と伝えると、微笑んでくれたが、通じただろうか?
(思い切って言ってみたが、ちょっと恥ずかしかった。)
お代は29€ほど。ちょっとお高いけど、まるおが広場でちょろちょろしても安心してゆっくりできたし、
雰囲気もとってもよかったので、満足満腹状態でいったんホテルに戻る。

広場からホテルまでは、ポンヌフをわたってわずか5分足らず。
(シテ島=おれたちの庭という幸せな勘違い)
夜のスケジュールに備えて、2時間お昼寝タイム。

16:00くらいに起きて、
ご近所の停留所から、バトビュス乗船。
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目指すは植物園だ。
ここでの目的は進化大陳列展。
でももうすぐ閉館時間。ぎりぎりだけど行ってみよう。
もし入れなくても、植物園という広いお庭でまるおが思い切り遊べるではないか!
われわれ、一日一公園がこの旅の鉄則。
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案の定、到着したらあと15分で閉館時間だったので、
今日は諦め、植物園でぶらぶらすることに。
そこで見つけたのがカルーセル♪まるおの大好物。(1ツアー2€だったかな)
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エッフェル様での豪華カルーセルにビビッて乗れなかったまるおだが、
ここのは動物園付きの植物園の中にあるだけあって、動物がメインのほのぼの系。
しかもパンダやきりんに混ざって、恐竜がいたので
まるおはもちろんそれをセレクトし、カルーセルのムッシューに抱っこして乗せてもらっていた。
(重いでしょうに!23.4kg)

なかなかこのカルーセル、回転が速くて写真がうまく撮れない。
しかしパリのカルーセルはなぜにこんなにおしゃれに見えるのだろう。

カルーセルを楽しんだ後は、まるおは往復ダッシュを繰り返す。
先日のエッフェル界隈でもそうだったが、
けっこうマラソンしている人に遭遇した。
なぜだろう、皆超スローペースだ。
まるおが面白がって、彼らを追い抜こうとダッシュするのでちょっとハラハラ。

そろそろ移動しようと、植物園の裏手から出ようとしたら、モスケがあった。
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ここのカフェにも行ってみたいと思っていたので、立ち寄ることにした。
イスラム建築の建物の中に入ると、木々の緑とタイルいっぱいのオアシス空間に迎えられる。
テラス席が空いていたので、そこにまるおと座ると、
トレイにミントティーをたくさん載せたムッシューがぼんじゅーと来てくれたので、
「テ・ドゥ・マントゥ シルブプレ」と、ミントティーを頼んだ。
事前情報と同じく、注文と同時にお金を払う。2€とお安いのがうれしい。

一口のんだ………
え?
ニガーッ!
そしてアマーっ!
ニガ・アマがしつこく迫ってくる!!
ねっとりと口の中にはりついて、一日中取れなかった。
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でもここの雰囲気はすごく気に入った。
ただ、木々や緑があまりに生い茂っていて、とにかく雀が多い。
テーブルの上にも遠慮なく、止まる。うれしいような怖いような。
するとまるお、何も言わずに席を立ち、人差し指を天に向けて、無表情で立ち尽くす。
地蔵顔でもあり、なんだか仏像のようだ。
異国情緒たっぷりのその様子を、周囲の人々も怪訝な顔で見つめている。
「俺が木になれば、
チョンチョン(雀)がこの指にとまる」

まるおのそれは、木の擬態だった。
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▲これは腕がちょっと下がった状態。最初は指先で天を指していた
もちろんさっぱり雀は来てくれず、諦めて席に戻るまるお。
興味を示したのか、隣のマダムに「スペイン語できる?」と聞かれるが
「ノン、パルドン(英語もやばいの)」と情けない顔で返すと、そっこう顔をそむけられた。
残念だ。国際交流失敗。

そんなこんなで、
緑と雀がいっぱいの気持ち良い風が吹き、皆が笑顔のモスケにお別れ。
さて、次の目的地へ。
by x7nanax | 2012-07-29 00:24 | 12.5月子連れパリの旅 | Trackback | Comments(2)