2015年 02月 08日 ( 1 )

2日目(12/23)その3】

ウフィッツィ美術館の続きでがんす。

(八嶋智人さんモード/byマッサン&怪物君)



絶景テラスで、休憩時間をたっぷり取った我々。



休憩の仕上げはもちろんお手洗い

隙あらばトイレ!が、

ヨーロッパ旅行の基本でありますので

トイレの印を探して向かいます。

しかし、トイレ案内と出口案内が並列してあります。



そこで私は、「一度退館しないと

トイレ利用できないのかなー」と

ちょっと心配になりました。



複雑な会話ができないから、うまく確認もできないし、

海外ではこんなちょっとしたところでも

つまずいてしまうのです。

しかし、それさえも旅の醍醐味! (ふぅ。ほんとはスムーズに行きたいものだよ)

思い切って向かったけど、もちろん館内にありました。。。階段下りたところに。


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▲ヴェッキオ宮方面の眺め。ドゥオモの円蓋もひょっこり。規則正しくならんだ窓がなんだか日本の昔の学校のようにも見えてくる

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▲「あ、ディズニーシー」とまるおが目を向けたその先は、ポンテヴェッキオ。「俺、早く出たい」を繰りかえす息子、ごめんよ。この薄暗さといい、古びた感じといい、不気味な胸像といい、まるお目線のウフィッツィは『恐怖の館』的位置づけのようです(汗 きっと、いつかここでの体験がお前のためになる……と母、必死

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▲ウフィッツィ美術館の窓から見える景色も、絵画に負けないほど美しい!

話を戻しましょう!

ウフィッツィでは、もちろんミーハー心全開で

有名絵画を見つけては、

よっし、達成したぞ!という満足感に浸っておりました。



しかし、それでは何か悔しいし

こう、もっと通っぽい楽しみ方を味わいたいなという

スケベごころを抱いた自分。

大してわかりもしませんが、

塩野七生先生の、「感性で向き合え」を信じて

お気に入りを探す旅へ!(若干、必死)



お気に入りを見つけたら、最後にミュージアムショップで

絵葉書を買いましょう。



さてさて

私が気になったのは彼ら。

(何分、美術音痴なので、かなりメジャーどころが入ってます)


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ピエロ・デラ・フランチェスカ

『ウルビーノ公夫妻の肖像』

こちらは以前訪れたときに、ポストカードも買っておりました。

なんでしょう、真横というアングルの面白さと、妙なリアリティ。

身近で具体的な誰か(おざわいちろう先生にしか見えない)を

思い起こさせるような。

「この人どんな人なの!?」って、

興味をむくむくと沸かせてくれる力があります。


この人の絵の中の女性ってみんなおでこ広いけど、この時代の女性は、

額が広いのが美しいとされており、

そのために髪の毛を抜いて(剃って?)いたそうですね。

でもほんとにこんなに広かったのか!? いいのか、これで? 

しっかし、美の基準って不思議! 


そして、このウルビーノ公はこんな人↓かなり面白げな人。wiki様より

フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ(Federico daMontefeltro, 142267日 - 1482910日)はイタリア・ルネサンス期のウルビーノ公国の君主である。傭兵隊長として活躍する一方、周囲に多くの文化人を集め、ウルビーノ宮廷に優雅なルネサンス文化を栄えさせた。フェデリーコ3世とも。フェデリーコは1444年にウルビーノ伯を継いだ(のち1474年にウルビーノ公に陞爵した)。ウルビーノ自体は小国であり、軍人として教皇領、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェなどの傭兵隊長として活躍し、一度も負けたことのない名将として名を馳せていた。領国支配でも寛容であり、貧窮の者を助け、住民の声をよく聴いたため、すべての住民に慕われたという。槍試合で片目を失い、そのためピエロ・デッラ・フランチェスカによる有名な作品を初めとして、ほとんどの肖像画が横顔で描かれている。


彼が描いた↓はアレッツォにあるらしいのですが、いつか観たいなー。

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▲やっぱ、みんなおでこまるいな。そしてすごく整ってる絵だな


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『サンタ・ルチア・デ・マニョーリ祭壇画』

「なんだ!?このおっさんおじさん、す、すごいね」

まるおと私。

聖母子(マリア様とイエス様)を囲んで4人の聖人がおりまして、

左から二番目のヨハネ(イエスの先駆者)に釘づけ!

だいたい宗教画の登場人物は美形なことが多いのに、

見事なまでのボロボロっぷり。

宗教者ってのは、本当はこんな感じがあるべき姿なのかもねーと、しみじみ考えてみたりする。

そして、なんか我らアジア人っぽいお顔立ち。

しかもカメラ目線で見られている気分。




ちなみに、こちらを描いたドメニコ・ヴェネツィアーノ

上のピエロさんの師匠だそうです。

そして、私のメモには↓の名前があるのですが、

「メロッツォ・ダ・フォルリ」



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どんな絵だったか覚えていない。。。

で、ネットで調べたら、こんな素敵なイケメンの絵を発見。

ふぉー、いいねいいね。※ただ、このイケメンは違う美術館のみたいです

上の3画家たちは、どうやらボッティチェリ、ダ・ヴィンチよりも一つ前の世代、

初期ルネッサンスの人たちらしいです。



そして、こちら↓

上の絵よりもさらに前の時代の

シモーネ・マルティーニ『受胎告知』

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もうマリア様の半ギレとも言える表情が素敵すぎ。

吹き出しみたいなセリフ入り、というのも面白いです。

ついつい5パターンくらい脳内アフレコしちゃったよ。


受胎告知は、処女マリア様に天使ガブリエルが

神の子を妊娠したよと告げるシーン。

画家によって違いが出ていて、比較がしやすい。

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▲やはりダ・ヴィンチ『受胎告知』人だかりがすごかった。彼の絵は、ちょっと冷たさも感じるほど緻密で崇高な感じで、特にガブリエルが魅力的。

               ※以上、wiki様などから絵の画像拝借しました※



そのほか、カラヴァッジョ『メデューサ』

まるおが逃げるほど、迫力満点

私もかなり気になる画家です。

殺人も犯した彼の絵は人生と同じで激烈・濃厚。

メデューサは死刑囚の顔を元に描いたとも言われてるらしいです。

映画もなかなかでしたよ。

(絵の世界が動いてる~)

カラヴァッジョ~天才画家の光と影~【完全版】 [DVD]

アレッシオ・ボーニ,クレール・ケーム,ジョルディ・モリャ/ポニーキャニオン

カラヴァッジョの自画像と役者さん似てますよね?


さすがに『メドゥーサ』グッズは

あまり手元に置いときたくないので、

(嫌がらせで、まるおに買ってあげようとおもったけど)


やっぱりシモーネ・マルティーニの『受胎告知』の

絵葉書を購入。(今回の私のナンバー1)。

さらに、ミュージアムショップでは

ドゥオモやヴェッキオ宮のミニチュアなども。

あとは、「ヴィーナス誕生」の眼鏡ふき

(ダビデ像の着せ替えマグネットもほしかったなー。)

ミュージアムショップ大好き。



ウフィッツィ美術館、今回はかなり楽しめました。

もちろん、好みかどうかってところも重要だけど、

世の中の捉え方、女性への憧憬、その人の人生、

表現物には、画家が持つ、そんな物がちょっぴり滲んで見えるようで、

500年以上もの時を越えて、

それらに対面できることにゾクゾク!

だから、どうしても私は描かれた人物とか、雰囲気とか

悪く言えば下世話な部分

よくいわば人間味を感じる部分に興味が湧いてしまいました。

空間そのものも素晴らしかった!

ここでぼーっと過ごすのもよさそう。


2時間くらい楽しんでアウトっ。

まるおは開放感に満ち溢れております(笑)

もっと、まるおを楽しませる工夫をすればよかったなというのが、

反省点!

しかし、そこをうまくプロデュースできれば、

自分自身の知識も深まって

きっと、もっともっと満喫できるはず。

            ちなみにパリでは美術館体験成功したんですよ→こちら



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美術館を出てちょっと行くと、すぐにシニョーリア広場

青空美術館のごとく彫像いっぱい。もはやおなかいっぱい



そして、メドゥーサさんの生首に再会……。

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▲「獲ったど」byペルセウス

で、我々はやはり迷いなく、彼の元へ。

そう、ダビデ像です(レプリカだけど)。

フィレンツェと言えば彼ですから。


まるおに、ダビデ像と同じポーズで写真撮ろうと

提案しましたら、

ご覧のとおり……


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えっ。

白目



まるお曰く、「だってダビデ像、白目になってるよ」。

大理石でできてるから、そりゃ全て白いわな。なるほど……。



さあ、

絵をいっぱい観たら

お腹すいたー!

ランチいこー☆



読んでいただきありがとうございますemoticon-0157-sun.gif


by x7nanax | 2015-02-08 14:51 | 14.12伊トスカーナ母子旅 | Trackback(1) | Comments(0)