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カードキーでお部屋を開ける。
日本のホテルより、なんか感度が悪いというか 絶妙なスピードでカードを抜かないと、開かない。 私の胸に、「フランス人にこの状況をどう説明すれば…」と 暗雲がたちこめる。 すると気合いでなんとか緑ランプがついて、部屋が開いた。 入るとすぐがちょっとした通路になっており、 右手に浴室&トイレ、 左手にクローゼット そして奥にもひとつ扉があって、そこがお部屋。 お、広い。前に泊まったホテルの二倍はあるぞ。 部屋の右手にベッド、左手にソファとテーブルと机。 そして机の脇の扉を開けるとキッチン。 部屋はちょっとモダンな感じだが、例えば壁の上部などに ちょっとした意匠が凝らされていて、さすがヨーロッパ。 大きな窓枠もなんだか巴里っぽい。 ただ、部屋はとっても暗い。ムーディとも言える。 おっきいランプがあるのに、そいつは点かないときてる。 間接照明オンリーってやつです。 まずはパパに借りた二つのスーツケースを開けて、大きなクローゼットに収納。 ちょっとずつ俺んちにしてく。(つまりジャポネの生活感たっぷりってこと) ![]() ![]() ▲いろんな時に撮影してます 御覧の通り、収納たっぷり、アイロン・ドライヤー・食器洗い機もろもろ設備は十分。 トイレの壁には、ヒーターがあって手洗いしたおパンツとかを干せる。 何より、キッチンは自分ちより食器やら道具やらが充実でワクワク。 (でもこのキッチンは「サトウのごはん」とカップラーメン、まるおのゴーカイジャーの薬袋などに占拠される) さっき、フロントでムッスィユーにもらった地図に、スーパーもブーランジェリーもあったし、 お買いもの~お買いもの~♪ ついでに、ムッスィユーにWIFIのパスワードも聞かねば。 お部屋でネットしたいし。 あれ?「教えて」って英語でティーチミー?いやそれは勉強とか教えてってこと? あれ?ということで、情けない単語力ゆえに iphoneアプリの『翻訳こんにゃく』を起動。 「Please tell me…」で、なんとか通じる。 「めるしー」と言って、 さあ、ワクワクの巴里散歩&買い物へ行くぞー、まるお。
シャルル・ド・ゴール空港に到着!
いよいよ「ボンジュー」の世界ということで、 とにかくあいさつが重要となるのだ。 飛行機を降りる少し前、 「いいか、まるお。 日本と違って、パリでは必ず会った人に ボンジュー。メルシー。しるぶぷれ。おーぼわー。 ってあいさつしないと、連れてかれるぞ。」と 不気味な教えを説く。 でもまるおは早く巴里の街に出たくて、うずうず。 ![]() ▲懐かしさを感じさせる未来的空港に喜ぶジャポネ 私は、表紙がこすれてしまったまるおの損傷パスポートが気になって、 ワクワクなのにドキドキ。 服の中にしのばせていた、セキュリティポーチからパスポートを取りだし、 まずはまるおに持たせて、入国審査に一人ずつ向かう。 「まるお、必ずボンジュー。メルシー言うんだよ」 もう一度脅して、まるおひとりでパスポート片手に進む。 「ボンジュー」 蚊の鳴くような声でなんとか絞り出しました。 すると、入国審査のムッスューがまるおをいじりだし、 「コンニチワー! アリガトー イテラッシャイ」と 彼が知ってるであろう片言日本語の全てをまるおに集中砲火すると、まるおはデレデレ(照れ照れ)。 その様子を見て、ウケながら、 無事入国できたことに一安心。 その後、荷物を回収し、タクシー乗り場へ。 そこにいたスタッフに 「ジャポネ?oh!さば?さば?」と 今度は簡単フランス語の洗礼を浴びて まるおまたデレデレ。 ふらんす人、なかなか子ども好き。 到着したタクシーに乗り込んで、ほっと一息つき、 住所を見せて「せったどれす シルブプレ」 「おてる?」 「うぃ、しるぶぷれー」と 無事走り出す。 (つうじたぞーーー!ちょっと鼻穴が広がり、 荒い鼻息を抑えようとするが、 タクシーの暴走音でその必要なし) そうだ、ホテルでのチェックインの仏語練習せねばと、 iphoneの「旅のフランス語」アプリを起動。 マナーモードにし忘れて、 うっかり 「ジェユヌレゼルヴァシオン オノン ドゥ SATO」と何回も 携帯がしゃべりだして、タクシーのムッスィユーに聞かれ、赤面。。。 まるお、前回(2010年4歳)のこの道はガン寝だったが、 さすが6歳の余裕とやらをかまして、外をじっくりとながめている。 ものすごいボリュームの雲に驚きつつ、 外はもう17:30なのに真昼の明るさ。 ちょっと寂れた郊外を通り過ぎるとセーヌ川が現れた! ノートルダム寺院を見て、「あ!ノートルダムだあ」と一声あげ、 無事、(ネットで)見慣れたホテルに到着。 ![]() タクシー代は50€くらい。「メルシー おーぼわー」 さあ、どきどきでチェックイン。 「ぼんじゅー ムッスュウー。ジェユヌ……」 「ボンジュー oh komatsu~」「English?france?」 「イングリッシュ しるぶぷれ~」(英語もわかんないよ) 実は、まるお闘病中だったため、 最初に予約した6泊のうち、3泊は不泊で返金無し。 念のため、伯爵にその旨連絡してもらい、残りの3泊をキープしてもらっていた。 そして、追加の3泊は最初に取ったHOTEL CLUB ではなく、直営サイトで予約していたため なんだかちょっと不安があった。 案の定、おひげムッスューがなんだか、ああだこうだやっている。 4泊目以降の予約はいつ取ったか聞いてくる。 (3回目にやっと彼の質問を聞きとれた、情けないヒアリング力) しかもこの直営サイトで取る直前、ほかのサイトでこのホテルの予約が満室になっており、 ダメ元で直営サイトに飛んだら、運よく空いていて、即効取ったので、 実はダブルブッキングではなかったのかな。 でも、ムッスィユーが粘り強く(?)なんだかいろいろ操作して、 30分でやっとチェックイン完了。 ムッスィユーはとても感じのよい髭メガネおじさんで、 飽きて、ANAの飛行機をブンブン言わせてたまるおが椅子によじ登った時、 私が「まるお、ダメだよ!」と注意すると、 「ニホンゴデNONってナンテイウンダ?」と(おそらく)聞いてきたので、 「うーん、ダメとか?」と答えたら、 「MARUO! ダメトカ」って言った…… 訂正する暇も語彙もなく、放置。 間違ったニホンゴ教えてごめんなさい。デゾレー! さあ、ではお部屋へー。 ![]() 出発前前日の真夜中。 まるおが高熱!はかったら39度(:_;) 一度は諦めたお巴里タビ。 まあ、いろいろと紆余曲折の末、 ホテル代3泊分をまるまる捨てて、 スケジュール組み直して、 3日遅れでなんとか出発に漕ぎつける。 まるおが彼の地で、また熱出したらどうしよ! 肺炎になったらどうしよ!って心配していたのに、 いざ出発となったら、高揚感がまさってワクワクしはじめ…。 自分のB型の血がちょっと嫌になる。 それでも、体温計を常に携帯し、 空港へ向かう車の中でも、10分おきに体温はかる。 無事地元空港到着し、すでにネットでチェックイン済だったので、 飛行機をチラミした後、朝ごはんを食べに。 私とまるおがうきうきによる珍しい小食。 そして伯爵はあいかわらずの大食漢で、なぜか牛タンシチューを朝からもり。 「もう帰ってこないかも」と、伯爵とお別れする。 案外、まるおもあっさりと「バイバイ」 伯爵からは、「誰もいない家は寂しい」とメールが届くも、 それ以後、一度も巴里の私たちの元へ、 伯爵からのメールも電話も来ることはなかった…(笑) あっという間に、成田に登場したまるお君。 国内線の機内でもらったANAの飛行機を片手に ずっと「ブーン、ブーン」を言っている。 なんとか無事に出国審査もパスし、 (まるおのパスポートが損傷していたので、すごく心配だった) ボーディングゲートを探す。 大人1人のため、つねに重たい機内持ち込み荷物をかつぎ、 とりあえず両替。6万円。だいたい1€が114円とかのレートだったかと。 あいかわらずまるおは「ブーンブーン」 搭乗を待っている間、隣の初老夫婦が 娘らしき人に電話していて、 帰りの席をWEBチェックインで取ってくれないかと頼んでいる。 「でも日本時間だと朝の3時スタートで、早い者がちなのよ」 まるお、でかい声で 「ママ、朝の3時って早い?」 終始そんな感じで、こそこそ話ができないくせに、 私に似て他人様の会話をよく盗み聞きしているまる氏。 優先搭乗のアナウンスで、ビジネスクラスや上級会員の人が乗り込んでいくと 「なんで俺はすぐのれないの?」 「一番安い席だからだよ」(こっそり) 「あの人たちは高い席なの?」(大声) 恥ずかしくて、列から離れ、 最後の方に搭乗。 穴倉に入っていくような飛行機への通路をワクワクで通り抜け、 「ハッピーフライト」と同じCAさんに興奮し、着席。 運よくふたり席なので、さっそく寛ぐまる氏。 慣れた手つきでイヤホンを取りだす。 トムとジェリーやちびまるこを何回も観て、 ゲームにチャレンジして、機内食はほとんど食べず パパに買ってもらったおにぎりをムシャムシャ食べて。 まだ1時間しか経ってないのに 「ママ、もう巴里~?」 これを10回くらい繰り返す。 私は、斜め前に座った添乗員さんの 機内ライフを盗み見しながら、「アーティスト」を観て、ビールをあおる。 そしたら、寝不足がたたって頭がガンガン。 たまに、ぎゃれー付近に行ってエコノミー症候群予防の体操したり、空を見たりしてたら CAさんが声かけてきて、まるおデレデレ。 「おふたりでのご旅行ですか?」 母子での個人旅行と言うと、 お子さんのいるCAさん(親近感ある雰囲気)は 「すごいですねー」とほめてくれる。 (いえいえ、ただの無謀で、英語もフランス語もしゃべれないんです・心の声) 「ハッピーフライトが好きなので、まるおは興奮してるんです」と言うと、 まるおがマニアックな映画の中のモノマネを始めたので、この話は早めにスルー。 そんなこんなで、 意外にすんなり巴里到着! ![]()
朝、また少し寝坊。
PAULでパン・オ・ショコラを買って、 サンジェルマン・デ・プレ教会横の公園で朝ご飯。 (携帯忘れ、写真なし) バスに乗り、ヴァンヴの蚤の市へ。 奏太、お店のお姉さんに 「KAWAII!」と言われ調子に乗る。 戦利品! ![]() 宝探しみたいで、楽しかった。 もっと買えばよかったあ。 今度は、コンコルド広場とチュイルリー公園へ。 革命の話にまる氏興味しんしん。 ![]() 公園では、またまた一時間以上遊ぶ。 欧米のパパママみたいに、 どうにか一生懸命寛ぐ努力をする 日本人な自分が悲しい(~_~;) ![]() 有名どころを制覇すべく、 すたこら凱旋門へ。 途中、まる氏疲れた攻撃でバスに乗る。 激混みで、潰されそうになるまるお。 近くに座ってたおばあちゃんが 抱っこしてくれて、無事到着。 デーン ![]() 帰り道、道路のポールに おでこぶつけたまる氏。 ポロポロ泣いてしまった。 おでこには、またまたたんこぶ… ああ、ついに明日帰国。 帰りたくない(T ^ T) あ、今なぜか日本の戦国時代の番組やってる。 日本に興味持ってくれてるのは、素直にうれしい。 ![]()
今日は晴れ時々雨の予報なのに、
外は大雨。 ![]() まる氏は目覚めると 「帰りたい。パパに会いたい」と いじらしい一言(笑) 無視して、今日の予定をこなす。 もうすでに十時半。 雨でも大丈夫な美術館へ。 今回どうしても行きたかった中世美術館。 ![]() 興味なしのまるおに、 面白いのあったら教えてと言うと、 本当に面白いものを見つけてくる。 見逃してしまいそうな中世のベルトを みつけてきたかと思うと 小さな細長い置物を箸と思ってる。 さて、次はパレロワイヤルで遊び、 パッサージュの中にある サロン・ド・テにてランチ。 ![]() ![]() おみちゃ屋を巡り、 豪華絢爛のオペラ座へ ![]() 大好きなモンマルトルでは プチトランに乗る。 帰りは貸切状態で 恥ずかしい。 ![]() 今日のおやつはクレープ ![]() 今日はまる氏も母も疲れすぎた。 お風呂は明日にしますっ
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